
- 導入 Apple Watchが「悪い」わけではなかった
- Xiaomi Band10を選んだ理由
- Apple Watchの思想
- Xiaomi Bandの思想
- 「体験」は数値には乗らない
- 使い始めて1週間の正直な感想
- まとめ
導入 Apple Watchが「悪い」わけではなかった
これまでにApple Watchはシリーズ3、シリーズ6と5年間にわたり使用してきました。
機能は十分すぎるほどあり、Suicaや通知、体調管理、全部できます。
ただ、便利なのに常にバッテリーを気にしていました。
そして外観やUIなど含め、主張が強いと感じる瞬間もありました。
特にApple Watch6のバッテリーが明確に劣化してきたのが大きかったです。1日持たず、使用前に充電を気にする必要がある状態。バッテリー劣化度を確認すると新品時の75%まで低下していることが分かりました。
修理やApple Watch SE3への買い替えも選択肢にありましたが、ここで一度「本当に必要な役割」を整理することにしました。
Xiaomi Band10を選んだ理由

主にApple Watchで使っていた機能はこれだけ
・朝のアラーム
・通知の確認
・時間をみる
それ以外は「できるけど、頻度が多くない or スマホで済む」機能でした。
そこでXiaomi Bandを選んだ理由に繋がってくるのですが大きく5つ
・軽い
・つけているのを忘れる
・充電を気にしなくていい
・UIや見た目が主張しない
・値段が安い(6,000円ほど)
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自分は機械設計の仕事をしているので殊更に感じるのですが、Xiaomi Bandの設計思想は一言でいうと「足りないけど閉じている。この設計はかなり誠実」だと思いました。
Apple Watchの思想

スペック的な話は割愛しますが、Apple Watchは確かに凄いです。
センサーもUIもエコシステムもトップクラス。
でも、その分「できること」が先立って「何をする人向け」かが曖昧であり、結果として多くの人が機能の”半分も使っていない”
ここが設計としては弱いと感じる部分。
Apple製品って本来は「制限することで美を作る」会社だったはずなのにApple Watchだけは珍しく足し算だけで押し切っているガジェットだなと感じました。
Appleらしさって本来は「制限する勇気」と「一本化」であり
・具体的には、ポートを減らす、ボタンを減らす、選択肢を減らす…etc
・その代わりに体験を研ぎ澄ます。
これをずっとやってきた会社なのに、Apple Watchだけは例外的に”全部入り路線”を降りない。
しかも問題なのが、路線が中途半端でスマホの代替にもならない、でも時計としては主張が強すぎる、それでいて「これ一個で完結」もしない。
結果として、ユーザー側が使い方を設計し続ける道具になっている。
これはAppleが一番嫌っていたはずの思想なので少し不思議です。
Apple Watchの思想は「できることを増やして、生活を拡張する」に基づいており、これはテクノロジーとしては正しいし完成度も高いです。
でも同時に人の生活を”管理対象”にする思想だと思います。
Xiaomi Bandの思想

一方でXiaomi Bandは
「生活を邪魔しない範囲で、必要なことだけ支える」を最初から最後まで崩していません。
・充電を気にしなくていい
・使わなくても罪悪感がない
・失敗してもダメージが小さい
・道具が人の注意力を奪わない
これは道具が人に従っている設計になります。
・電子マネーや返信機能などがなく、最初から役割が制限されているため値段や体験が過剰じゃなく、使い切れる前提で設計されている。
これは工業製品としてかなり誠実だと思います。
主張しない、期待を裏切らない、役割を超えないと言うのは長く使うほど強いです。
真に美しいのは、必要な機能を最小限のコストで使えること。この定義に当てはめると
・Apple Watchは”すごいけど美しくない”
・Xiaomi Bandは”地味だけど美しい”
という位置付けになります。
「体験」は数値には乗らない

Apple Watchはどうしても、「人が道具に合わせる瞬間」を作る。それが楽しい人もいるし、生活を拡張したいフェーズでは最高だと思います。
・Appleは体験を積み上げるのが上手
・Xiaomiは体験を削ぎ落とすのが上手
どちらが上ではなく、今の自分には後者が合っていました。
使い始めて1週間の正直な感想

軽さは正義、動作はさらさら、液晶が思ったより綺麗で明るい、主張しないのがちょうどいい、縁のアルミの削り出し処理が美しい。天気も心拍数、睡眠のヘルスログもきちんと取れるし、通知も届く。充電頻度は意識しなくていい(自分の設定だと1週間程度充電なしで持ちそう)。
ここら辺はXiaomi Bandが10になって性能向上してきたのが大きいと思います。
Apple Watch6と比べても違和感なく使えました。
何より時計としての存在感が小さく無反応でいられる感じが合って、使っていて疲れない。不便になった部分はありますが、日常生活で困ることは今のところあまりありません。
まとめ
・機能面ではApple Watchが上
・設計の割り切りとしてはXiaomi Bandが明快
今の用途ではXiaomi Bandの合理的でした。




