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いよいよ、ライカ...。Leica Summaron 3.5cm F3.5を購入した話し。

先日、FujifilmのX-Pro3を購入し、それほど時間は経っていないはずなのですが、訳あって新たなレンズを迎え入れることになりました。

初めてのライカレンズ

その名は、Summaron(ズマロン)。

いつもは黒くて大きいレンズばかり買っているので、こういうシルバーレンズは新鮮でかっこいいな、渋いな。。。などと思う訳です。

 

素材は真鍮製 クロームメッキですので意外とずっしりとした質量を感じます。

それでもわずか145g。素晴らしいです。

シリアルナンバーが白化粧されているので、コーティングが改良されたズマロンになりますね。

 

ちなみに、ライカレンズはシリアルナンバーから製造年がわかります。私のは1954年製でした。この子69歳なんです。すごい。。。

このレンズを手に入れた訳

x-pro3用のズームレンズを購入はしたのです。。

ただ、意外と筐体が長くて首にカメラを掛けると重いので

すぐに持ち運べないやつだと思いました。

(田舎なので、購入前に現物を見れなかったのが辛いですが仕方ない)

 

てんてこまいながら、小ぶりなレンズを探すこととなりました。

候補としてはフォクトレンダーのノクトンがありましたが、描写が良さそうだけど、ちょこっと大きいなと。

そんな時に見つけたのがオールドライカのズマロン。小さいのでスナップにいいな〜と。

ただ、古いこともあり中古市場に出回ってる数は少なめだったので早めに手に入れました。

装着した様子

つけるカメラは、Fujifilmのx-pro3。

 

センサーサイズがAPS-Cなので35mmフルサイズ換算だと

53mmになります。いわゆる標準域と呼ばれる焦点距離です。

シンプルでかっこよいですね。このカメラのためにあるレンズなのかな?

レンズの作例

いきなりですが、載せていきます。

まず第一印象は、柔らかい描写という印象。

こんな風に逆光だと、盛大にゴーストが発生します。しかも虹色

あと下の方に丸いのもおまけで出ます。さすがライカ。至れり尽くせりですね。

こんなにゴーストが出ると逆に面白いです。

面白くて、綺麗な光をついつい探してしまいます。

もはや、虹ガチャ状態です。

光は言わずもがな綺麗なのですが、シャドウの質感もいいです。

ボケはあまりボケないです。ただ、うるさい感じではなく主張は控えめです。

ご飯の写真です。”そのくらい分かるわ!”とか思わないでください。

一見引きで撮ってるようには見えますが、これでも目一杯寄ってます。最短撮影距離は1mです(笑) あまりにも寄れないレンズ…

富士山も撮ってみた。うーん、いいです!!

これ全部撮って出しなので、すごいフィルム調じゃんって感じです。

最後に

購入前にネットで調べてはいましたが、個性があまりないし、F値も3.5と暗いし、、みたいな意見も正直ありました。

 

実際、使ってみると、寄れないと確かに使いにくい面もありました。

ですが、持ち運びがしやすかったり描写が繊細だったりとモノとして好感度が高いレンズでした。また、光が綺麗に写る、とてもいいレンズだと思います。

ps. 今回の作例はf3.5で全て撮っていました。絞った写真がなくて

すみません。