お久しぶりです。GWに北海道の知床に動物撮影へ行って以来になりますね〜
相変わらず元気にやっております。
表題の通りですが、動物撮影の後、実は転職活動をしていました。
わざわざブログに書く話でもないかと思いますが、備忘録として個人的に残しておきたいなと思って書きます。
転職のきっかけ
医療機器メーカーの設計開発者として新卒で働き始めて早5年。現在27歳になりました。仕事に慣れ、裁量も徐々に増えてきてキャリアを積み始める時期になぜ転職活動をしようと思ったのか。
自分自身、ものづくりの仕事内容は楽しいと感じていました。
恵まれたことに昇格も早く、待遇面でも大きな不満を抱いたことはありませんでした。
一方で部署を跨ぐと成果を上げにくい部署が存在しており、待遇が良くならないことから不満を抱いた若手の退職を何度も見送ったことを覚えています。もちろん仲の良かった若手もいました。
若手がどんどん辞めていくにも関わらず、待遇を改善しない会社の将来に希望が持てず、どうしても働くモチベーションが維持できませんでした。
また、3年前に変わった新しい上司との折り合いが悪いというのもありました。
不満が解消されないまま悩み続けるならと、一度転職活動をしてみようと思いました。
辞めるにしても、このまま仕事を続けるにしても、転職活動を行うことで自分の状況を客観的に見つめ直すことができるのでは?と感じました。
自分は某転職エージェントを利用しましたが、転職活動をしてみることで自分の会社の良さに気づいて転職しないまま終わる人も一定数いるのだそうです。
転職活動にあたって
先にも述べた通り、ものづくりの仕事は好きだったので、業界が変わったとしてもこれまでの経験が活かせる仕事をしたいと考えました。
仕事を行う上で基となる考え方が似通っていれば、業界が変わっても共通点を見い出して楽しめると考えたからです。
一方で、現職から変えたいと思うこともありました。
それは製品開発工程の上流から生産の下流まで幅広く関わっていたことです。
全体に関われるということで楽しかった反面、専門性という面で少し浅いと感じていました。なので、次は分野を狭めて、突き詰めたいと感じました。これからの時代は尖った能力の方が重宝されると個人的に感じている節があります。
歳を取れば取るほどに、自分の可能性はどんどん狭まっていきますが、経験を積んで、やりたいことがある程度見えてきた上で、道を決断した方が失敗や後悔が少ないのかなと思いました。
転職活動を行なってみて
転職活動を通じて色々考えたことで、自分の場合は2つの方針が見つかりました。
① 内資で最大手の医療機器メーカーで現職よりも規模感の大きなことに挑戦する
② 最大手素材メーカーの子会社で技術力を享受しながら、新しい仕事に挑戦する
①に関しては業界に対する未練が少し残っていたのと現職との企業規模の差がどこにあったのか気になって受けたのが大きかったです。
医療機器は安全性が求められる製品なので、数多くの規格試験に適合しなければならいため、必然的に製品の上市までのサイクルが長くなっていきます。
②のように、工業製品で比較的サイクルの短い製品の設計開発業務を通じて、経験を積むのもありだと思いました。
もちろん現職と比較して待遇面で良くなるよう、大企業に属する会社で働きたいというのは前提でありました。
①、②ともに内定を貰えましたが、最終的にはお金とかネームバリューではなく「自分に合ってそうな会社、楽しめそうな仕事」を選び、②にしました。
転職活動のポイント
面接自体は年齢が若いというのもあってだと思うのですが、2つのことだけ意識してたら通りました。
⚫︎会社からすると、すぐに辞めないか気にしているのでそれを払拭すること。
→ 採用時の年収の30%ほどがエージェントに支払われるため、すぐに辞められたくない。少子化による人材確保が難しい。若いって武器。
⚫︎現職と面接企業の仕事内容の差を擦り合わせること。
→ ここで大事なのは差があること自体が問題なのではなく、企業とマッチできそうなのかという視点で考えると良いと感じました。あくまで自分も企業側も対等な関係だと思うので…
年齢が上がってきたりポジションに応じて、自分で仕事を作り出す力など必要にはなってくるとは思います。
大事なのは相手視点に立って自分を売り込みつつ、自分の意見もしっかりと伝えることかなあと。
最後に
転職にあたって環境が大きく変わるとか、上手くいくか分からないとか…不安を挙げたら、正直キリがないと思います。
ただ、現実問題として改善したいと思うことがあるのであれば行動した方が良いのではないかと感じます。それが失敗に終わったら、その時にどうするか考えればいいのだと思います。
転職に伴い、都心へ近くなるので私生活を充実させたいです。転勤がない会社ですし、福利厚生も充実してるので希望が多いですが、働くまでは分からないですね。